蕎麦・うどん

2008年02月02日

段葛 こ寿々

*…情調あふれる鎌倉で ほっと一息…* ◆段葛こ寿々◆

鎌倉と言えば、
大仏、お寺、甘味、桜、陶芸…と、日本の情調溢れる場所
そんな鎌倉に来たら、お食事だって情調を感じる和食と和菓子が食べたくなるもの
今回は、おいしい江戸前蕎麦とわらび餅を頂けるお店をご紹介します

こ寿々1

鎌倉駅から鶴岡八幡宮へとまっすぐ続く若宮大路沿いに、
ここ【こ寿々】はあります。
木造の日本家屋の形をそのまま残した、趣きある同店。
のれんをくぐり引き戸をあけ、店内へ

こ寿々2

木製のテーブル席と座敷の掘りごたつ席が、
昔ながらの和を感じさせる、落ち着ついた雰囲気。
決して広いとはいえない店内は、
お客さんの流れが途絶えることのない人気ぶり。
家族連れから、女性客、カップル、年配の方といろんな方が訪れるそうです。

さて、早速同店オススメのそばを頂くことにしましょう

こ寿々そば 1,050円
こ寿々3

女性客に大人気
三つ葉、大根、などの薬味にあげ玉、ゆず、
たくさんの具材が入っていて、とてもヘルシーなそばです。
添えてあるゆずが、とてもいい香りなんです

自分の好みでおつゆをかけて・・・よく混ぜて・・・
こ寿々4

口に入れたとたん、そばと薬味の風味が広がります

こ寿々 6
撮影 OKU

北海道の源そばを自家製粉し、毎日手打ちしているというそばは、
細麺でこしがあり、歯ごたえがよく、ツルツルとのどを通っていきます。

力のいるそばの手打ちは、とても大変なのだとか・・・
「暑い日も寒い日もおいしいおそばを・・・」
「蕎麦は時間が勝負。麺は新鮮うちに食べて頂きたい」
さすが、職人魂ですね

また蕎麦を頂いた後の蕎麦湯も締めの楽しみです

こ寿々 5

さて、次はご自慢のデザート、わらび餅を頂きました

わらび餅 525円
こ寿々8

生産希薄な本わらび粉を使用したきな粉と自家製の黒蜜で頂きます。
とても弾力があり、もちもちした食感
黒蜜は甘すぎず、お茶によく合い、食べるとほっとする…
そんな美味しさです

こ寿々9

甘味だけを食べに来る人も珍しくなく、
午後下がりになると休憩に立ち寄る方も多いそう。
わらび餅は、お土産としても販売していますよ

「春になると、お店の前の通りには桜が咲いて、とてもキレイなんですよ」
とスタッフの方が教えてくれました。

そんな情緒豊かな街、鎌倉。

鎌倉にお越しの際は、
ゆっくりと江戸前蕎麦を、お散歩の一休みにわらび餅を…

ここ【こ寿々】で、素敵なひと時をお過ごし下さい

■段葛 こ寿々■
住所 鎌倉市小町2-13-4
TEL 0467-25-6210
営業時間 11:30〜18:30
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)


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2007年05月11日

そばうどん平沼 田中屋

―老舗人気店のメニュー開発― ◆平沼田中屋◆

v そばうどん 平沼田中屋  1

自分の店を持つならば、必ず必要なのが看板商品。
特に飲食店は、

「ここに来なければ食べられない、味わえない」

そんなメニューがなければ、よほどの好立地に無い限り、店の命は短い。

「そんな事は分かっている。でもそのようなメニューを生み出すのが難しいのだ」

料理人の皆さんが1番頭を痛めるのがやはりメニュー開発なのである。

そこで今日は、1920年から店を構え今もなお、マスコミで取り上げられている程
人気の高い「そばうどん平沼 田中屋」の、
メニュー開発の裏話を取り上げよう。

相鉄線 平沼橋 そばうどん 平沼田中屋 2

同店の人気メニューの1つ、「きざみ鴨せいろ」。
鴨肉を仕込んでいる最中に、3分の1を捨ててしまうのを、
毎回「もったいないな」と感じていたというオーナーの田中さん。

実際、鴨のどこが美味しいのかというと、「肉」ではなく「油」だということに気が付き、
まかないで食べていた鴨の油を、そばにぶっかけていたものが、
まるで鴨せいろを食べているかのような錯覚になっていたことをヒントに、
少量の刻んだ鴨肉と、
その油をたっぷりと汁に入れ、完成した。

つゆを入れるこの器は、
「鴨の油がぷっくりと膨れて見えるように」
と、田中さんが長い間探してようやく見つけ出したもの。

戸部焼の、熱を逃しにくい性質を利用し、
アツアツのだしで食べられるように工夫されている。

相鉄線 平沼橋 そばうどん 平沼田中屋 3

この戸部焼になみなみに注いだ、だし。
きざみ鴨せいろメニューが完成して初めてオーダーした人から、
「何だこれは!こんな並々では食べられないじゃないか」
と早速クレームが出てしまった。

しかし、食べ終えて帰るころには、
厨房の暖簾を上げて、
「美味しかった、また来るよ」。

そういって帰っていったその人は、翌日も来店。
そこで田中さんは、「これは絶対にいける」と確信したという。

相鉄線 平沼橋 そばうどん 平沼田中屋 5

今では1日40食は出る人気メニューだ。
人通りが少ない平沼商店街にあるこの田中屋。

「場所が悪いというのは、単なる言い訳。
 場所が悪ければ、どうやってそこに人を集めるか考えなければ、
 それは、無責任だ」。


多くの話を語ってくれた田中さん。

自分に対する厳しさと、茶目たっぷりなところが、田中さんの魅力だ。

相鉄線 平沼橋 そばうどん 平沼田中屋 4

このほかにも、今きざみ鴨せいろと同じくらいの人気を誇る
「裏横浜 カレーうどん」のメニュー開発の裏話は、
またの機会にゆっくりとするとしよう。


■そばうどん平沼 田中屋■
住所 横浜市西区平沼1丁目5−21TEL 045-322-0863


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